筋トレと回数とセットの不思議な関係。 回数追求型トレーニングは是か非か?

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こんにちは、けんじです。本日も私のブログに訪問して頂きありがとうございます。

今回の記事では、筋トレをする際に、「各トレーニングの目的別」にどの位の回数(レップス)が必要なのかを書いていきます。トレーニングはただ闇雲に、「強くなりたい!」「いい体になりたい!」という一心で行う時期があって然るべきだと私自身は考えますが、やはり目的地には最短距離で到達できるならばそうしたいですよね。筋トレを効果的に行う為には、何回やればいいいのか?何セットやればいいのか?を考えていかないといけません。目的、目標を定めた上で、つまり準備をした上で走り出す方がより効率的だという訳です。そこで、よく聞くのが「1セット10回を3セット」という方法です。この方法は、トレーニング初心者にもわかりやすいため広く活用されていますが、筋トレは、目的によって回数やセット数、セットの組み方等変わってきますので、今回は目的に沿った方法を「あなた自身で組み立てることが出来る様」提案をしていきたいと思います。私自身もそれらを最初から知っていたら、体が急に成長した「21歳」までの時期を、約5年間は短縮できたと思います。あなたもこの記事を読むことで、それらを知り、あなたにとっての最適な「レップ数とトレーニング計画の立て方」を知ってください。

それでは本日のメニューです。

筋トレの回数とセット設定の基本のキ!

RM

筋トレの反復回数とセットを設定する上で知っておかないといけないのがRMです。
RMとは、Repetition Maximunの略で、反復可能最大回数を意味します。

例えば、1RMなら1回しか反復できない高負荷でのトレーニングを指しますし、10RMであれば10回は反復できるけど11回目はできない負荷を表します。ですので、「10回を3セット」という方法は、10RMでの負荷設定が必要になります。

また、後に紹介する方法では、最大パワーの70%で6回の反復をします。ここでの、最大パワーとは、1RMの70%となります。
例えば、ベンチプレス100㎏を1回挙げるのが精一杯であれば1RMは100㎏となります。なので、この場合の最大パワーの70%は70㎏となります。
このように各種目の1RMを知っておけば目的に沿った回数を設定しやすくなります。

安全に1RMを知る方法

単純に、全力で1回しか挙げられない重さを探れば、それがベストな方法なのですが、、その方法ですと非常に危険を伴います。1回あげられるか?あげられないか?の境界線の重さですから、腱や筋肉、関節に過大な負荷がかかり、最悪の場合怪我をしてしまいます。強くなりたいのに怪我をする、という事態は避けなくてはなりません。周囲に複数人のトレーニングパートナーがいれば比較的安全にそれを行うことは出来ますが、そうではない場合、特にホームジムでひとりでトレーニングをしている場合などには、以下の様な方法があります。

1.まず関節と筋肉を温めるために、自分が普段行っている重さの半分ほどの重さでウオーミングアップをします。そしてその部位、または全身を温めます。怪我の予防のために必ず行って
ください。

2.次に自分が「6回くらいなら可能」という重さに見当をつけてその重さに設定します。もし外れたら次のトレーニング日に微調整をして再び測定をします。必ず別の日に行うのがポイントです。原則、筋力の測定は「体がフレッシュな状態で1回のみ」で行う方が、そのあとのトレーニングに差し支えなく、そして正しく行えます。

3.2で挙がった重さを、6で割ります。60キロのベンチプレスが6回出来たとします。すると6回を行うのに当たり1回毎にかかった負荷は10キロとなります。それを6回挙がった重さ、つまり60キロに、回数分 × 10キロをかけます。つまり(60キロ(で6回))+ (10キロ × 5回)= (1回挙げられる重さ:110キロ)となります。それがあなたの1RMです。10回で行ったならば10で割れば、あとは同様の計算です。多少の誤差はあっても安全にあなたの1RMを知ることが出来ます。

目的別「筋トレの回数とセット設定」 どこへたどり着けるかを知る!

1.筋肥大:マッチョをご希望ですか?

あなたが「筋肥大」を求めていると仮定しましょう。筋肥大が起こることで筋肉の体積が増加し、筋肉が太くなります。この筋肥大を繰り返し起こすことでたくましい腕や胸板、太ももをつくることができます。→ 参考過去記事 「筋トレの成果を得るにはどのくらいの期間が必要なのか?」

この筋肥大を目的とした場合は、過去の世界中の様々な実験結果から、最大パワーの75~85%の負荷で6~10回の反復が最適とされています。ただ、この回数設定はあくまでも目安のひとつです。
筋肥大を目的とした場合に、最も大切なことはいかに限界まで筋肉を使い、追い込めるかです。もし、10回以上の反復が可能になれば負荷を追加すべきタイミングが来たと知ってください。また、6回の反復が困難であれば一度、負荷を下げてみてください。細かい微調整は、最初は難しく感じるかも知れませんが、丁寧かつ根気よく行っていくことで傾向を把握することが出来る様になります。

2.最大筋力向上:力こそ正義!

自分にとって、正しい筋トレの回数とセットを設定していることが「分かっていても!」時々、より以上の、「重たい物を持ち上げたい!挑戦したい!」という欲求が出てくる時があります。そしてそれは非常に正しい欲求です。そこに男女差は存在しません。男性には男性の、女性には女性のそれぞれの「挑戦すべきレベル」があるのです。それだけでなく、ウエイトリフティング競技を想像してもらえば分かるように重たい物を持ち上げるには瞬発力も必要になります。よって、「より重たいものへ挑戦する」ということは、全身の瞬発力の向上にも繋がってくるのです。

当然、筋肥大の過程において、筋線維へストレスを与えることが必須になりますので高負荷でストレスを与えることも筋の成長に影響していきます。
最大筋力アップを目的とする場合は、最大パワーの80~90%の負荷で2~8回の反復が最適とされています。

3.筋持久力向上:より長くより遠くへ!

筋持久力とは、筋肉そのものの持久力のことで、筋肉がある一定の負荷に耐え続けることができる時間の長さで強さを図ることができます。持久力という言葉の通り、反復回数を増やすことで筋持久力に働きかけます。この筋持久力アップを目的とした場合は、最大パワーの50~60%で20~30回の反復が最適となっています。

【ワンポイント体験談】この筋持久力を目的とした負荷のトレーニングでは「筋力がアップしない」という説が一般的ですが、果たして本当にそうでしょうか?例えば、自分の体重でのトレーニングを長時間行う様なことをしている人達は筋力が弱いかと言ったら、そんなことはありません。プロレスラーや格闘家、空手家は、自分の体重を使い、腕立て、拳立て、逆立ち、懸垂、スクワット、などを延々と繰り返します。回数にして、最低100回以上は行い、最大で3000回ほど行います。私もその経験者の一人ですが、その過程で単純にバーベルの挙上重量は、開始時より間違いなく上がりました。つまり最大筋力を発揮しないトレーニングでも反復回数を増やすことによって、筋肉へ与える負荷は同等だと考えられるし、私の体感としては絶対にそうです。しかし、ずーっと同じ率で筋力(挙上重量)が伸びていったかといったら限界もありました。つまり沢山の反復トレーニングを行う時間の限界にぶち当たるのです。それを専業としているならばともかく、学校、仕事と環境が変わる中で最大限の情熱を持ってしても1日に割ける時間には限りがあり、本当の意味での追求と答えは出ていません。

4.ダイエット:筋トレをするのは、今やダイエットの常識

適切な回数とセットを決め、正しい筋トレを実行し、適切な食事を摂取していけば、筋肉量を増やし、体脂肪率を下げることができます。これは筋肉量が増えることで基礎代謝が上がり、脂肪を燃やしやすい体へ変わっていくからです。そう、筋肉を増やせば増やすほど、エネルギー効率の良い体になっていくのです。つまりダイエットは難しくはないのです。この場合の筋トレの回数設定は、ちょうど筋肥大の時と筋持久力アップの時の中間と思っていただければと思います。
ダイエットを目的とした場合は、最大パワーの60~70%で12~15回の反復を目指していきます。当然ですが、食事のコントロールは必須です。

筋トレ、セット数設定の基本:10回3セットのなぜ?

一般的な話として、筋トレ初心者が必ず聞くであろう、「1セット10回を3セット」のセット数について考えていきたいと思います。まず、筋トレで成果を得たいと思うならば、まず目的とすべきは、ターゲットとしている筋肉を限界まで使いきることです。上級者であれば1セットでも筋肉を使いこなせる(追いこめる)かもしれませんが、普通の人であれば3セットぐらいかけて筋肉を限界まで追い込んだほうが効果が現れやすく、ケガも起こりにくいですので、3セットを目安に進めていく方が無難でしょう。しかしより短時間で成果を得たいと思うのは人の常です。3セットしなくてはいけないのでしょうか?

3セット行うのは、「サイズの原理」と関係があった!

・サイズの原理

この原理は、運動強度に応じて筋肉の働き方が異なるというものです。筋肉は、赤筋と白筋の異なる線維の束で構成されており、大きさの小さい赤筋から働きはじめ、大きな白筋が順次動員されるようになっています。これは実験を実際にしなくても分かりそうな感じですね。例えば強度の高い肉体労働と、軽度の肉体労働を終えたあとの体の負担を考えれば、明らかに違う物であることがわかります。

このサイズの原理を筋トレに当てはめていくと、1セット目では、ターゲットとなる筋肉の30~40%ぐらいしか発揮できていないと言われています。なので、1セット目はウォームアップセットと位置付けるべきです。絶対に1セット目から最大負荷をかけない様に注意してください。怪我を防ぐためです。そして、2セット目でようやく60~70%まで動員されるようになってきます。そして、3セット目で100%追い込むことができます。これが、3セット必要な基本的な理由となります。しかし、人間の心理的限界は、肉体的限界の遥か手前ですので、実は100%の力を発揮、とはそうそうないことです。逆を言えばそれが無かったら、体は本当の限界まで能力を発揮し、最後は大怪我で終わるでしょう。しかし、例えば、少ないセット数で筋肉を追いこむことで有名な、アーサージョーンズ博士が提唱し、マイクメンツアー、ドリアンイエーツ、などの超有名ボディビルダーがこぞって世界的な結果を出した「ヘビーデュ―ティトレーニング法」でも、人間の潜在能力の全てを出しているとは言いきれないそうです。具体的には、3-4セットの軽いウオーミングアップをしてから本番セットで最高重量へ臨む方法です。私も体験がありますが、凄まじい高負荷で正直、よほどのモチベーションが無いと継続はかなり難しいです。一般人である我々は、10回3セットからやった方が安全で、継続が可能です。

・漸増抵抗運動(Delom法、Watkins法)

この方法は、3セット行う中でも負荷を変えてより効果的に追い込もうというものです。筋肥大を目的にするのであればこの方法が最適と言えます。

1セット目は10RMの50%の力で10回反復

2セット目は10RMの75%の力で10回反復

3セット目は10RMの100%の力で10回反復

というように、セットごとに負荷量を変えます。こうすることで3セット目にピークをもっていくことができ、筋肉を追い込みやすくなります。仮に、負荷を変えずに3セット行ってしまうと2セット目でピークを迎えてしまい、2セット目は10回できても3セット目が10回行えない場合が出てきてしまいます。なので、筋肥大を目的とし、筋肉を最大限まで追い込むのであればこの方法が最適と言えます。

・ドロップセット

この方法は、高負荷を利用してこれ以上挙げられない限界まで筋肉を追い込んだ後、休憩をほとんどとらないで少しだけ軽めの負荷へ下げ、再び限界まで筋肉を追い込んでいくものです。
この方法のメリットは、その瞬間ごとに筋肉へ最大限の負荷をかけ続けることができ、筋線維に強力な刺激を与え続けられるということです。こうすることで筋肉が常に緊張し、血流が制限されるためパンプしやすくなります。

具体的な方法としては、

1セット目は10RMの100%の力で10回反復

2セット目は10RMの75%の力で10回反復

3セット目は10RMの50%の力で10回反復

といった感じで重量を減らしていきます。実際には休憩をほとんどとらないので、重量を減らさざるを得ない、という点がポイントです。また回数も目標とはしていてもそうそうこなせるものではありません。もしこなせる様になったらウエイトを追加すべきでしょう。他にも、レップ数を増やして重量を軽くする方法などもありますが、どれも大事なのは、筋肉を限界まで追い込むことにあります。ただし、ドロップセットは、トレーニングパートナーがいるか、マシンで行うか、どちらかの環境を整えてから行う様にしてください。ひとりで行うと、「ウエイトの付け替え」に時間がかかってしまい、方法そのものの効果が薄れてしまいますので注意してください。例えば、ベンチプレスをドロップセットで行い、胸の筋肉を追いこむとしましょう。パートナーがいないと、1セット目終了 → ベンチから起き上がり自分で左右のプレートを外す → 2セット目、終了 → また外す と「筋肉を追いこむ作業」以外に無駄なエネルギーを使うことになります。しかし、左右に1人ずつパートナーがいれば、動画の様に、セットが終わる毎にプレートを外してもらえるのでその分の無駄なエネルギーは使わず、追いこみに集中出来る様になります。逆を言えば、きちんと行った場合、非常に強度の高いトレーニング法、ということになります。正直、余程の筋肉マニアでないと、そのあとの筋肉痛そして疲労が日常生活に及ぼす影響などを考えると、覚えておいても損はないが、あまりやらない方がいい、かも知れません。

筋トレのセット間インターバル:休むからこそ強くなる!

1つのトレーニングを3セット行うとすれば、セット間のインターバルは、どれくらいとればよいのでしょうか?これもやはり目的別で設定すべきです。セット間のインターバルが短くても長くてもパフォーマンスは下がってしまいます。短ければ、筋持久力や心肺機能の向上に寄与しますが、次のセットまでに筋力が回復しません。長すぎても体が冷えてしまいます。また、ターゲットとする筋肉の大きさや身体部位、種目によってもインターバルの時間は異なります。例えば、スクワットやデッドリフトなど、それだけでかなり疲労する種目では、セット間の休憩は長くとるべきです。非常に高重量を扱うプロのボデイビルダーやパワーリフターなどは、5分ほど休む時もある様です。逆に小さな筋肉は間をあまりおかずに次のセットに移る方が望ましいでしょう。

では、何を目安に考えていくのかといいますと「呼吸」です。筋トレは無酸素運動と言われるように酸素に頼らずグリコーゲンをエネルギーに変えることで強い力を発揮しています。なので、回数を重ねると酸素が枯渇し、呼吸が荒くなってきます。本人の体力レベルにもよりますが、正しい呼吸をしレップを重ねても必ず限界を迎えます。いわば、その限界が10~15回だということです。なので、筋トレの各セット間は1~3分ほどインターバルを取り入れ、呼吸を整え、筋力を回復させる必要があります。また通常のセット法であれば、セット間には軽くストレッチをし、筋肉と関節をほぐしてあげましょう。

1レップにかける時間:どうせやるなら負荷を増せ!

筋トレの反復回数、セット数は決まりましたが、1レップ(1回)にかける時間も設定すると更に効果的にトレーニングが出来ます。

まず、筋肉の収縮方法には3種類あり、求心性、遠心性、等尺性収縮と分類されています。これをスクワットの時の大腿四頭筋で簡単に説明すると、しゃがみこんでいく際は筋肉が延ばされるため遠心性収縮となります。そして、伸び上がる際に起こるのが求心性収縮となります。等尺性収縮は、空気椅子のようにしゃがんだ姿勢を維持し続ける際に起こる収縮です。この3つで最も筋肉に対し大きな負荷がかかるのは遠心性収縮です。なので、この遠心性収縮を最大限に生かしていくことが効率よく筋肉を強くすることにつながります。スクワットによる実践例としては、しゃがむ際に3~5秒かけてゆっくりしゃがむことを心掛けます。こうすることで大腿四頭筋の遠心性収縮が起こります。

また、ベンチプレスにおいてもMI40法ベンチプレスといった方法があります。これは、1レップ(1回の挙げ下げ)に5秒かけてしっかりと負荷を与えるやり方です。この5秒の内訳はポジティブ動作(力を入れて挙げる)を1秒で素早く挙げ、ネガティブ動作(ブレーキをかけながら下ろす)にゆっくりと4秒かけて行うというものです。ここでのポジティブ動作は求心性収縮でネガティブ動作が遠心性収縮になっています。こうすることで大胸筋には遠心性収縮が強く働き、筋肉の増強効果が高まるというものです。

このようにほとんどの種目で遠心性収縮を強調することができますので、1レップにかける時間は、遠心性収縮を3~5秒行うものと考えてみてください。ただし、ネガティブ動作に時間をかけるこの方法は、その後の非情なまでの筋肉痛も伴いますのでご承知おきください。

トレーニング頻度:やりすぎは禁物ですよ!

さてトレーニング頻度はどのくらいにすれば良いのでしょうか?結果から言ってしまえば、「体力が回復してから」となります。「次のトレーニングまでに一般的には24時間から48~72時間の休息が必要」と言われているのはもうご存知かと思いますが、当然目的とするもの、つまりは「欲しい結果」によってそれは異なってきます。

①筋肥大

筋肥大を起こすには、トレーニングなどで筋肉に刺激を与え、筋線維の一部を破壊します。その後、適切な栄養と休養を与えることで、傷ついた筋肉が修復されます。この修復時に筋線維は以前よりも太くなるため、結果的に筋肉が大きくなります。

この破壊と回復を繰り返して筋肥大を起こすため、「超回復」という回復する時間が必要になります。この超回復に必要な時間はというと筋肉がトレーニングでエネルギーを失ってからエネルギーが補充されるまでの間です。一般的には、24~48時間と言われていますが、筋肉の大きさや筋肉の損傷状態、栄養状態によって異なってきます。この、「超回復」が上手く行われないとオーバートレーニングになってしまい前回よりパフォーマンスが下がり、筋肉量や筋肉も減ってしまいます。つまりやればやるほど、疲労がたまり肉体は「破壊」されます。ですので、筋肥大に適切なトレーニング頻度は「超回復」を重視した週2~3日が適当になってきます。上級者になると、毎日、鍛える部位を変えトレーニングをする場合もありますが、それも十分な回復と、緻密で無駄の無いトレーニング計画、厳格な食事コントロールの裏付けがあって初めて行えるものです。

②ダイエット

ダイエットの目的は、筋肉量を増やし、体脂肪率を下げることにあります。ダイエットはそれこそ、玉石混合、様々な方法が流布されていますが、毎日運動することを推奨するものもあります。当然、活動量が増えれば、消費エネルギーが増えます。しかし、毎日行うのには体力もいりますし、特に「元々運動習慣が無かったのに、ダイエットのためにトレーニングを始める」という様な人の場合には、モチベーションを保つのが非常に困難です。またダイエットを行う場合、多くの人は早く結果を得ようとして食事を減らします。その結果精神的な消耗も早まります。すると疲労が上手に回復せずに悪循環に陥るリスクもあります。ですので、「適切に筋肉量を増やしながら、体重を減らし、かつ精神的に消耗しない」ことを考えると、必ずしも毎日運動をする必要はないのではないか、と思われます。1日おきに適度の運動をして結果を見ながら調節をしていくことが重要なことです。つまりダイエットも筋肥大も、筋肥大を狙い、筋肉量を増やし、というところでは大きな差異は無いということになります。(ただし、「極度の肥満」である場合には、「体に運動をしカロリーを消費することを覚えこませる」必要があるので、低強度の運動を毎日した方が良い場合もあります。)

トレーニングメニューの組み方:時間を無駄にしないためにも。

筋トレ初心者の場合、トレーニングメニューを組む際には、1週間単位で組み立ててみましょう。最初は全身を鍛えるメニューを週に3日程度で十分です。そのメニューで体が慣れ切ってしまって身体が反応しなくなってしまったら次の構成に移りましょう。新しい刺激を与えていくことは非常に大事です。全身の筋肉を上半身前面・後面・下半身といったようにパーツごとに分類します。例えば、火曜日は上半身前面、木曜日は上半身後面、土曜日は下半身といったように分類することで各パーツの回復は「週3日全身」を行っていた時よりしっかり行え、ターゲットとする筋肉へ更に集中して負荷をかけ、筋肥大を狙いやすくなります。次に、各パーツの中で大きな筋肉を抽出していき、そこへ最初に刺激を与えることを考えてください。例えば、上半身前面であれば大胸筋が最も大きい筋肉です。トレーニングは大きな筋肉である大胸筋から始め、上腕二頭筋や三角筋へと進めていきましょう。大胸筋のトレーニングでベンチプレスを採用した場合には、三角筋なども動員され高重量が扱え、結果的に上半身前面の筋肉を十分に鍛えることが出来るからです。

・サーキットトレーニング

この方法は、複数の異なった種目をインターバル抜きで連続して行っていくトレーニングです。学校運動部の部活動などで多くの人が経験しているのではないでしょうか?例えば、スクワット10回→腕立て伏せ10回→腹筋10回のように違う種目を連続で行います。こうすることで心肺機能向上、筋持久力向上が同時に達成され、継続していけばダイエット効果も狙えます。

上級者向けのトレーニングの組み立て方

・スーパーセット法

この方法は、2種目連続で行うトレーニング方法を指します。例えば、ベンチプレスとダンベルフライのように2種目合わせて行います。ベンチプレスであれば、肩関節・肘関節・手関節を使用し、複数の関節運動が伴うため多関節運動と分類されます。多関節運動では、各関節を動かす筋肉を複数動員することで高重量でのトレーニングが可能となります。それに対し、単関節運動は、大胸筋のトレーニングで言えば、ダンベルを用いて行うダンベルフライが代表的なものとなります。このダンベルフライは肩関節のみの運動となるため、扱える重さは当然減りますが、大胸筋へダイレクトに負担がかかるため大胸筋のトレーニングとしてベンチプレスと合わせて用いられています。このように、ベンチプレスとダンベルフライのように2種目合わせて行うトレーニング法をスーパーセット法と言います。

スーパーセット法では多関節運動(ベンチプレス)を先に行います。これは、先に単関節運動を行ってしまうと大胸筋が疲労してしまい、その状態で多関節運動を行うと大胸筋の活動が少なく、扱える重量も下がってしまうからです。しかし逆に、単関節運動で小さな筋肉に刺激を与えておいて、その後多関節運動をし、大筋群を追いこむテクニックもあります。プレイグゾースト法(予備疲労法)と呼びます。上級者であれば、三角筋や上腕三頭筋も発達しているため、ベンチプレス後にも大胸筋には、余裕が残りやすいため、ダンベルフライなどで大胸筋をあらかじめ追い込んでおくのです。

・ジャイアントセット法

この方法は、スーパーセット法よりも多い3種目以上を続けて行う方法です。この方法は超高強度トレーニング法とされており、トレーニング中級者から上級者まで取り入れておられる方も多いかと思います。ですが、実は私はオススメしておりません。なぜかというと、トレーニング種目が多く、連続トレーニング時間が長くなってしまい筋トレ(無酸素運動)でなくなってしまうからです。筋トレは呼吸を意識して行い、無酸素状態で力を生み出すことで高重量が扱えるようになります。したがって、無酸素状態を維持できる時間は限られています。ジャイアントセット法のように休憩を取らずにトレーニングを立て続けに行うと身体は無酸素状態を維持できなくなり、有酸素運動へと変化します。有酸素運動では、高重量を扱えることはできず、身体がただしんどいだけで実は、筋肉は疲労の限界を迎えることができていません。なので、身体全体にとっては高強度な運動になるかもしれないですがひとつの筋肉、今回でいうと大胸筋に対しては超高強度なトレーニングにはなっていません。なので、本当に筋肥大を目指すという方にはオススメしません。しかし、しんどい「作業」を通じて、体全体をひとつレベルアップさせる、という意味合いでは、スポーツ選手などのフィジカルアップに有効なトレーニング方法と言えるかも知れません。

これらのトレーニング方法を、上手に組み合わせ、結果を見ながら目的に応じて調節をしていくことがトレーニングの継続の鍵、です。

まとめ

今回の記事内容をまとめてみました。

・目的によって負荷と反復回数は異なる

 負荷回数
筋肥大75~85%6~10回
最大筋力向上80~90%2~8回
筋持久力向上50~60%20~30回
ダイエット60~70%12~15回

・セット数はおおむね3セットが妥当

・セット間のインターバルで呼吸を整える(1~3分)

・筋肥大には漸増抵抗運動が有効

・1レップに3~5秒かける

・トレーニングメニューは1週間単位で組み立てる

今回は以上になります。私の記事を最後までお読み頂き、ありがとうございました。
次回、ぜひまたこちらでお会いしましょう。

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こんにちは サクセスアドバイザー名倉けんじです。 東海地方在住の50歳。175センチ85キロの現役ファイター。 鍛練家。思想家。 30年以上、毎日の様に鍛練していく中、 「強くなりたい」「成功したい」男たちに(女たちにも!) 役立つ記事を最新のトレーニング事情と絡めながら 書いていきます。 強さと成功を手にするのに必要なこと、 それは正しい心、トレーニング、ビジネスです。 この3つを追求し本当に有益なものを紹介していきます。 「読んで実践!」 皆さんと私の約束です。 「実践すれば強くなり成功する」 私からの皆さんへの約束です。 ご質問・ご感想は Twitter お問い合わせフォームからいただくと 返信が早くなります。 宜しくお願い致します!